New Relic の統合には、 Microsoft Azure Time Series Insights メトリクスおよびその他のデータを New Relic にレポートするための統合が含まれます。このドキュメントでは、統合を有効にする方法と、レポートされるデータについて説明します。
特徴
New Relic は、Azure Time Series Insights サービスのメトリック データを Azure Monitor から収集します。Azure Time Series Insights は、取り込まれ、クエリされるデータの量に基づいて、簡単にスケールアップまたはスケールダウンできます。これにより、データ量の急増に対処するために必要なリソースが確保されます。
New Relicを使うと、以下のことができます。
- 事前に構築されたダッシュボードで Azure Time Series Insights データを表示します。
- カスタム クエリを実行し、データを視覚化します。
- データの変化を通知するアラート条件を作成します。
統合をアクティブ化する
標準の Azure Monitor 統合手順 に従って、New Relic インフラストラクチャの監視で Azure サービスを有効にします。
構成とポーリング
構成オプションを使用して、ポーリング頻度を変更し、データをフィルタリングできます。
New Relic は、既定の ポーリング 間隔に従って、Azure Monitor 統合を通じて Azure Time Series Insight サービスにクエリを実行します。
データを見つけて使用する
インテグレーションデータを調べるには、 one.newrelic.com/infra > Azure > (select an integration)にアクセスしてください。
メトリックデータ
この統合では、以下の メトリックデータを収集します 。
Azure Time Series Insights メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
| すべてのイベント ソースから読み取られたバイト数。 |
| すべてのイベント ハブまたは IoT ハブ イベント ソースから読み取られた無効なメッセージの数。 |
| すべてのイベント ハブまたは IoT ハブ イベント ソースから読み取られたメッセージの数。 |
| イベント ソース パーティション内の最後にキューに入れられたメッセージのシーケンス番号と、Ingress で処理されているメッセージのシーケンス番号の差。 |
| メッセージがイベント ソースのキューに入れられた時間と、Ingress で処理された時間との差。 |
| 正常に処理され、クエリに使用できるイベントの合計サイズ。 |
| 正常に処理され、クエリに使用できるフラット化されたイベントの数 |
| S1/S2 SKU の環境で許可される使用プロパティの最大数と、PAYG SKU のウォーム ストアで許可されるプロパティの最大数。 |
| S1/S2 SKU の環境で使用されるプロパティの数と、PAYG SKU の Warm Store で使用されるプロパティの数。 |