New Relic の統合には、 Microsoft Azure ピアリングの メトリクスやその他のデータを New Relic にレポートするための統合が含まれています。このドキュメントでは、統合を有効にする方法と、レポートされるデータについて説明します。
特徴
New Relic は、Azure ピアリングのメトリック データを Azure Monitor から収集します。ピアリングは、Microsoft オンライン サービスおよび Microsoft Azure サービスとの間でインターネット トラフィックを交換することを目的とした、Microsoft のグローバル ネットワーク (AS8075) とお客様のネットワーク間の相互接続です。通信事業者またはサービス プロバイダーは、Microsoft のエッジ ロケーションのいずれかで Microsoft への接続を要求できます。
New Relicを使うと、以下のことができます。
- 事前に構築されたダッシュボードで Azure ピアリング データを表示します。
- カスタムクエリを実行し、データを視覚化します。
- データの変化を通知するアラート条件を作成します。
統合をアクティブ化する
標準の Azure Monitor 統合手順 に従って、New Relic インフラストラクチャの監視で Azure サービスを有効にします。
構成とポーリング
構成オプションを使用して、ポーリング頻度を変更し、データをフィルタリングできます。
New Relic は、デフォルトの ポーリング 間隔に従って、Azure Monitor 統合を通じて Azure ピアリングをクエリします。
データを見つけて使用する
インテグレーションデータを調べるには、 one.newrelic.com > All capabilities > Infrastructure > Azure > (select an integration)にアクセスしてください。
メトリックデータ
この統合により、次の メトリック データが収集されます。
Azure ピアリングのメトリクス
メトリック | 説明 |
---|---|
| 顧客プレフィックス遅延の中央値の平均。 |
| ビット/秒単位の送信トラフィック レート。 |
| すべての接続におけるフラップ イベントの数。 |
| 受信トラフィック レート (ビット/秒)。 |
| パケット ドロップ率 (ビット/秒)。 |
| プレフィックス遅延の中央値。 |
| ピアリングセッションの可用性。 |