New Relic の統合には、 Microsoft Azure Media Services のライブ イベント メトリックやその他のデータを New Relic に報告するための統合が含まれます。このドキュメントでは、統合を有効にする方法と、レポートされるデータについて説明します。
特徴
New Relic は、Azure Media Services ライブ イベントの Azure Monitor からメトリック データを収集します。Azure Media Services Live Events は、会議、ウェビナー、コンサート、スポーツ イベントなどのさまざまなイベントのライブ ビデオとオーディオ ストリーミングを可能にする、Microsoft Azure が提供するサービスです。これにより、ユーザーはライブ ビデオ コンテンツをキャプチャ、エンコード、パッケージ化して、インターネット経由で世界中の視聴者に配信できます。
New Relicを使うと、以下のことができます。
- 事前構築済みのダッシュボードで Azure Media Services のライブ イベント データを表示します。
- カスタムクエリを実行し、データを視覚化します。
- データの変化を通知するアラート条件を作成します。
統合をアクティブ化する
標準の Azure Monitor 統合手順 に従って、New Relic インフラストラクチャの監視で Azure サービスを有効にします。
構成とポーリング
構成オプションを使用して、ポーリング頻度を変更し、データをフィルタリングできます。
New Relic は、既定の ポーリング 間隔に従って、Azure Monitor 統合を介して Azure Media Services ライブ イベントにクエリを実行します。
データを見つけて使用する
インテグレーションデータを調べるには、 one.newrelic.com/infra > Azure > (select an integration)にアクセスしてください。
メトリックデータ
この統合により、次の メトリック データが収集されます。
Azure Media Services ライブ イベント メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
| ライブ イベントの着信ビットレート (ビット/秒)。 |
| 取り込まれたコンテンツのタイムスタンプとシステム クロックとの間のずれ (1 分あたりの秒数で測定)。ゼロ以外の値は、取り込まれたコンテンツがシステム クロック時間より遅く到着していることを示します。 |
| ライブ イベントで最後に取り込まれたタイムスタンプ。 |
| ライブ イベント出力用にストレージにアップロードされた最後のフラグメントのタイムスタンプ。 |