New Relicのモバイルモニタリング機能により、AndroidとiOSアプリケーションのパフォーマンス分析とクラッシュのトラブルシューティングをする方法に関する可視性を向上させることができます。さらに予想外の遅延に関して、HTTPとその他のネットワークパフォーマンスを調査することもでき、その結果、バックエンドチームとの連携の効率化が図れます。
New Relicアカウントを作成(永久無料)し、Android、iOS、Cordova環境用のモバイルモニタリングをインストールした後、環境に合わせてモバイルモニタリングを設定できます。
モバイルモニタリングの使用法
New Relicでは、お客様がモバイルデバイスからNew Relicを使用できるように、iOSとAndroidアプリの構築に取り組む当社独自のモバイル開発者を配置しています。機能のデプロイ中に、当社のAndroidアプリでエッジケースのクラッシュを引き起こした小規模のバグが発見されました。クラッシュは、新機能が構築、テスト、さらにデプロイされた後に発生しました。
New Relicに勤めている私たちは、当社のモバイルアプリの分析とトラブルシューティングにもモニタリングツールを使用しています。モバイルモニタリングのパワーを探る方法について参考になるように、当社独自のモバイルエンジニアがこの小規模のバグの追跡に、モバイルモニタリングを活用した具体例を挙げて説明しましょう。
New Relicを使用して、モバイルアプリのクラッシュを特定し解決するためのワークフロー。
フロントエンドとバックエンドパフォーマンスの向上
クラッシュ分析用ツールの域を超えて、モバイルモニタリング機能は、アプリパフォーマンスを高速化する機会の特定に役立てることができます。たとえば、次のことが可能です。
- ダッシュボードを構築し、クエリ実行、可視化、パフォーマンスデータを共有。
- ハンドルされた例外を特定し、ワークフローを効率化。
- クラッシュプロファイルとHTTPプロファイルを使用して、セッション、デバイス、地理的位置、オペレーティングシステム、キャリア、リクエスト、レスポンスなどのトレンドを確認。
- 実行時間、エラーなどに対するアラート通知を設定。
- カスタムアトリビュートとイベントを定義して、組織にとって最も重要なモバイルデータに関する追加の特定詳細を取得。
これ以外にも!
クラッシュ分析に加えて、モバイルアプリのパフォーマンスを微調整します。
優れたモバイルアプリは、製品情報のリクエスト、ユーザー認証、またはメディアコンテンツのストリーミングなどの機能強化を図るために、バックエンドシステムにますます依存しています。しかし、バックエンドの問題によっては、アップストリームのモバイルアプリのクラッシュやフリーズ、さらに以下を含むエンドユーザーに影響する機能障害を引き起こすことがあります。
- APIエンドポイントの変更または非バージョン化
- 不正なペイロード
- APIのタイムアウト
- APIエンドポイントの遅延または廃止
モバイルモニタリングUIのネットワークページを使用すると、HTTPリクエスト、エラー、その他のネットワークの問題から浮上する問題を特定できます。データのクエリもできます。次に、を構築し、この情報をバックエンドAPI開発チームや組織内のその他のユーザーと共有して、モバイルアプリに対するエンドユーザーエクスペリエンスの全体的な向上を図ることができます。
また、顧客の全般的なデジタル体験も改善できます。
- モバイルアプリやウェブブラウザでのエンドユーザーエクスペリエンスを迅速に可視化できます。
- そういったデジタル体験を実現しているバックグラウンドサービスはそのまま継続しつつ、現実のエンドユーザー行動やシミュレーション結果を解析してロード時間、可用性、エラーなどのメトリックスに焦点を当てます。
モバイルモニタリングを開始
開始するには、以下のプラットフォーム固有のページを確認してください。