New Relic Ruby エージェント は、自動的に Redis gem (gem バージョン 3.0.0 以上) をインストルメントします。 エージェント をインストールし、アプリのトラフィックを生成すると、 APM Summary ページ 、 Databases ページ 、 transaction traces で Redis の操作を確認することができます。例えば、APM Summary ページのメインチャートには、色分けされたRedisの情報が表示されます。
ヒント
Redisのインスツルメンテーションには、Rubyエージェントのバージョン3.13.0以上が必要です。
newrelic-redisとのインタラクション
サードパーティの newrelic-redis
gem は、New Relic の Ruby エージェントのアドオンとして Redis インストルメンテーションのサポートを提供します。Ruby エージェントが newrelic-redis
を検出した場合、内蔵の Redis instrumentation はインストールされず、起動時に以下のようなログメッセージが記録されます。
INFO : Not installing New Relic supported Redis instrumentation because the third party newrelic-redis gem is present
New Relic に内蔵されている Redis のインスツルメンテーションを使用し、Redis の情報を UI で表示するには、 newrelic-redis
gem を削除します。
重要
newrelic-redis
gemを削除して内蔵のインスツルメンテーションを使用すると、トランザクション名が変更されます。既存のトランザクション名を維持するには、ログ・メッセージを無視し、gemをアンインストールしないでください。
Redisコマンドの引数をキャプチャ
デフォルトでは、RubyエージェントはRedisのコマンド名のみをキャプチャします。Redisコマンドの引数をキャプチャするには、この設定を使用します。
transaction_tracer: record_redis_arguments: true
エージェントは、各トランザクション・トレース・ノードから収集する文字数と引数の数を制限します。エージェントは、これらの制限を超えたアイテムを切り捨てます。