New Relic Java エージェントのトラブルシューティングを行う際には、 finest
ログを生成して、エラーの発見と調査を行います。トラブルシューティングが終了したら、必ずログファイルを info
のように冗長性の低い設定に戻してください。
要件
newrelic.yml
ファイルのログファイル設定のみを変更する場合は、サーバーまたはJVMを再起動する必要はありません。ただし、他の変更を行う場合は、サーバーまたはJVMを再起動する必要があります。
newrelic.yml
ファイルでは、必ず元の行のインデントを維持してください。YAMLは"スペースセンシティブ" で、適切なインデントが必要です。
audit_mode
の設定( true
に設定されている場合)では、Java エージェントと New Relic との間の通信もログファイルに記録されます。New Relic サポートは、追加のトラブルシューティングのために audit mode logs を要求することがあります。
ログファイルの生成
詳細な finest
のログファイルを生成する。
newrelic.yml
ファイルを編集し、log_level
をfinest
に変更してください。これらの行は必ず インデント 2スペース を維持してください。# The agent uses its own log file to keep its logging# separate from that of your application. Specify the log level here.# This setting is dynamic, so changes do not require restarting your application.# The levels in increasing order of verboseness are:# off, severe, warning, info, fine, finer, finest# Default is info.log_level: finest# Log all data sent to and from New Relic in plain text.# This setting is dynamic, so changes do not require restarting your application.# Default is false.audit_mode: false十分なロギングデータを生成するために、Webアプリケーションを5分程度動かしてみてください。
テスト後は、
log_level
を、info
(デフォルト)のように、より冗長性の低いレベルに変更してください。ログファイルを開いて、エラーがないか調べてください。
ログファイルの検証
重要
最高級の
ログ設定は、非常に冗長なログレベルです。テスト後にディスクの消費量を減らすには、 log_level
を元の設定に戻してください。
デフォルトでは、ログファイルは logs
サブディレクトリに保存され、 newrelic.jar
と同じディレクトリ内にあります。必要に応じて、ログファイルが表示されない場合は、 トラブルシューティングの手順に従ってください 。