構文
newrelic.agent.initialize(config_file=None, environment=None, ignore_errors=None, log_file=None, log_level=None)
手動統合プロセスにおいて、指定された設定ファイルでPythonエージェントを初期化します。
説明
これは、エージェントが 手動で Python アプリケーションと統合されているときに、指定された 設定ファイル で Python エージェントを初期化するために呼び出されます 。
最高の計測結果を得るためには、アプリのコードのできるだけ早い段階でこの呼び出しを行います。典型的なPythonの機能とは異なり、インポートの順序は重要です。WSGIおよびアプリケーションスクリプトファイルでは、 initialize
をすべてのインポートの前に置きます。ただし、 sys
のインポートと sys.path
の更新は例外です。 initialize
を複数回呼び出した場合、設定ファイルと環境オプションが同じであれば、エージェントは最初の呼び出し以降を無視します。オプションが異なる場合は、例外が発生します。
initialize
を引数なしで呼び出した場合は、 ライセンスキー を NEW_RELIC_LICENSE_KEY
環境変数で指定しておく必要があります。または、 NEW_RELIC_CONFIG_FILE
および NEW_RELIC_ENVIRONMENT
を設定することもできます。エージェントは、これらの値を不足している引数の代わりに読み込みます。
パラメータ
パラメーター | 説明 |
---|---|
文字列 | オプションです。エージェントの設定ファイルへのパスです。設定ファイルを指定した場合、オプションの |
文字列 | オプションです。環境の名前を示します。設定ファイルを使用している場合は、そのファイルの設定を |
boolean | オプションです。起動時のエラーを無視するかどうかを示します。デフォルトは |
文字列 | オプションです。エージェント・ログ・ファイルへのパス。 |
int または該当するロギングパラメータタイプ | オプションです。ロギングレベルを設定します。エージェントは Python の logging モジュール を使用します。オプションは、設定ファイルの |
戻り値
なし。
例
設定ファイルと環境による初期化
ここでは、設定ファイルと環境文字列を用いてPythonエージェントを初期化する例を示します。
newrelic.agent.initialize('/etc/newrelic/newrelic.ini', 'production')
すべてのパラメータ値を使用
すべてのパラメータ値で呼び出します。
newrelic.agent.initialize('/etc/newrelic/newrelic.ini', 'production', ignore_errors=False, log_file='/var/log/newrelic.log', log_level=logging.DEBUG)