概要
Windows Infrastructureエージェントのセキュリティ更新プログラムでは、ハードコードされたファイルパスにより悪意のあるユーザーがエージェントの設定を上書きできる可能性がある問題が修正されます。
発売日: 2018年6月18日
脆弱性の識別子: NR18-10
優先度: 高
対象となるソフトウェア
以下のNew Relicエージェントのバージョンが影響を受けます。
名前 | 影響を受けるバージョン | メモ | リメディエーション版 |
---|---|---|---|
Windowsインフラストラクチャエージェント | 1.0.682から1.0.912まで | 1.0.934 |
脆弱性情報
New Relic Windows インフラストラクチャ エージェントは、特定の場所で設定ファイルを探します。Windows エージェントには Unix 専用のファイルパスが含まれており、悪意のあるユーザーが設定ファイルを上書きできる可能性がありました。このセキュリティアップデートにより、Windows インフラストラクチャエージェントは Unix 専用の場所を検索しなくなります。
緩和要因
- この脆弱性は、Windowsシステムにのみ存在します。
- この脆弱性は、システムへの既存のアクセスを必要とします。
回避策
該当なし
セキュリティの脆弱性をNew Relicに報告
ニューレリックは、お客様とそのデータのセキュリティを重視しています。私たちの製品やウェブサイトにセキュリティ上の脆弱性を発見したと思われる場合は、New Relic の協調的な情報開示プログラムに報告していただくことを歓迎し、大変感謝しています。詳細については、 Reporting security vulnerabilities をご覧ください。
さらにヘルプが必要
その他のドキュメントリソースは以下の通りです。