構文
newrelic.agent.global_settings()
このコールは、Pythonエージェントのグローバル設定オブジェクトへの参照を返します。
説明
このコールは、グローバル・エージェント・セッティング・オブジェクトへの参照を返し、それを使って利用可能な設定を変更することができます。返された設定オブジェクトには、ネストされた階層的なオブジェクトが含まれています。設定名は、 エージェント設定ファイル のグローバル設定の名前と一致します。
global_settings
オブジェクトには、構成ファイルと環境変数の設定が含まれています。 application_settings
オブジェクトには、 サーバー側構成からの追加の構成変更が含まれています。
グローバル設定オブジェクトを使用してグローバル設定を更新した場合、その変更は、Pythonエージェントがその特定のアプリケーションのために コレクター に次回登録されたときにのみ反映されます。
エージェントが初期化される前にアクセスした場合、グローバル設定には、ユーザー環境変数からのオーバーライドとともに、デフォルトの構成設定が含まれます。 エージェントの初期化後にアクセスした場合、グローバル設定には、グローバル設定でもあるエージェント構成ファイルの設定が含まれます (構成ファイルには、グローバル設定オブジェクトよりも少ない設定が含まれているため)。
戻り値
グローバルエージェント設定オブジェクトへの参照を返します。
例
各種設定の割り当て
proxy_host
、 proxy_port
、 slow_sql.enabled
、および browser_monitoring.auto_instrument
設定を割り当てる例をいくつか示します。
settings = newrelic.agent.global_settings()
settings.proxy_host = 'proxy.intranet' settings.proxy_port = 8888settings.slow_sql.enabled = Falsesettings.browser_monitoring.auto_instrument = False
設定をdictに渡す
デバッグやロギングの際に、グローバル設定を伝統的なPythonの辞書オブジェクトとして必要とする場合は、結果をdictに渡すことができます。以下にその例を示します。
settings_dict = dict(newrelic.agent.global_settings())
for name, value in settings_dict.items(): print name, value
各 name
は、その設定の完全な点線パスになります。