概要
ブラウザ エージェントのセキュリティ アップデートにより、 file://
URI スキームが検出され、検出された場合はそれ以上の実行とデータ収集が停止されます。
発売日: 2021年3月9日
脆弱性の識別子: NR21-01
Priority: Medium
対象となるソフトウェア
以下のNew Relicエージェントのバージョンが影響を受けます。
名前 | 影響を受けるバージョン | リメディエーション版 |
---|---|---|
Browserエージェント | < v1205 | v1208 |
脆弱性情報
ブラウザは、RFC 8089 で概説されているfile://
URI スキームを使用して、ホスト マシン上のローカル ファイルをレンダリングできます。エージェントの収集サイクル中に、このfile://
URI は pageURL データポイントとして記録されます。これにより、保存された Web ページのディレクトリ パスや、ディレクトリ パス内の名前や会社情報など、ローカル ファイル パスに含まれる潜在的に機密性の高いデータが収集される可能性があります。file://
URI の詳細については、 RFC 8089を参照してください。
緩和要因
ユーザーは、ブラウザー エージェントが構成された Web ページをダウンロードし、ブラウザーでファイルを開く必要があります。file://
URI スキームなしで読み込まれた HTML ファイルは影響を受けません。
回避策
セキュリティの脆弱性をNew Relicに報告
ニューレリックは、お客様とお客様のデータのセキュリティを重視しています。私たちの製品やウェブサイトにセキュリティ上の脆弱性を発見された場合、New Relic の協調的開示プログラムに報告していただくことを歓迎し、大変感謝しています。詳細については、 セキュリティ脆弱性の報告に関するドキュメント をご覧ください。