New Relic のステージング環境と本番環境の使用について説明します。
ステージングでの作業
ステージング環境は、パートナー様がご自身のシステムと New Relic のシステムとの統合を開発、デバッグ、実行するためのサンドボックスとして提供されます。統合を開発する際には、以下のガイドラインに従ってください。
- 本番サーバーでのテストアカウントの作成は控えてください。テストアカウントやサブスクリプションの作成は、できるだけステージングサーバーで行ってください。本番システムのアクティビティ・メトリクスは注意深く監視されています。本番環境でのテストアカウントの活動量が多いと、これらのメトリクスに歪みが生じ、メトリクス監視者に不快感を与えます。
- アプリケーションの監視にパートナーシップオーナーのアカウントを使用しないでください。パートナーシップの下でアカウントを作成し、このアカウントをアプリケーションの監視に使用してください。
ステージングとプロダクションの2つの環境には、いくつかの違いがあります。これらの違いには、サーバーアドレスやいくつかのパートナーシップの値が含まれます。これらの値は、ステージング環境から本番環境に移行する際に変更する必要があるため、記録しておくと便利です。
以下の表は、ステージングとプロダクションの間で変更される項目の一覧です。これらがすべての統合に共通する場合は、記入されています。あなたの統合に固有の値は空白です。あなたのパートナーシップに特有の値をこの表に記録しておくと便利かもしれません。
ステージングとプロダクション間の変更を最小限に抑える
いくつかの簡単な方法で、ステージング環境から本番環境への移行に必要な労力を最小限に抑えることができます。APIコールで製品を参照する際は、製品IDではなく製品名を使用してください。
たとえば、
product_name
="Enterprise を使用します。"- Avoid
product_id
="41."
製品の数値ID値はステージング時と本番時で異なりますが、名称の値は異なりません。数字のIDを使って製品を指定すると、生産に移行する際に変更が必要になりますが、名前の記述を使うと変更はありません。
Partnership name
, id
and api_key
は staging と production で異なります。統合を本番環境に進める際には、これらを手動で変更する必要があります。
コード | ステージング | 制作 |
---|---|---|
| ||
| ||
| ||
| staging.newrelic.com | rpm.newrelic.com |
| staging-collector | コレクター |
エージェントとステージングコレクター
New Relic のステージングサーバーを使用してレポートデータをテストする場合、エージェントはステージングのコレクターに向ける必要があります。統合を本番環境に進める際には、これらのパラメーターを削除するだけで、コレクターはデフォルトで本番サーバーを指すようになります。
New Relicエージェント | 設定ファイルの編集 |
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JavaとRuby | JavaまたはRubyのエージェント設定ファイルで、本番環境の設定(必要に応じてステージング環境の設定)にこのパラメータを追加します。
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.NET | .NETエージェントの場合は、設定ファイルを編集して設定します。
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PHP | PHPエージェントでは、設定ファイルを編集して、serviceタグにhost属性を持たせます。
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