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デフォルトのインフラストラクチャモニタリングデータ

New Relicのインフラストラクチャ監視エージェントは、6つのプライマリイベントを使用してデータを収集および表示します。各イベントには、各種メトリクスおよびメタデータを表す属性が関連付けられます。

インフラストラクチャのデータについて理解すると、次のことができます。

ヒント

Infrastructureホストデータのトラブルシューティングチュートリアルを確認してください。このチュートリアルシリーズでは、Infrastructure UIでデータを検索しインシデントを解決して、ホストに関するリソースを決定する方法を説明します。

インストラクチャイベント

インフラストラクチャエージェントと一部のインフラストラクチャインテグレーションによりデフォルトでレポートされるイベントは、次のとおりです。

インフラストラクチャ UIの可視化を作成する際は、これらのイベントに添付される属性(メタデータおよびメトリクス)を使用します。このデータのカスタムクエリとチャートを作成することもできます。

インテグレーションを使用している場合、報告されたデータの詳細については、そのインテグレーションの文書を参照してください。一般的なAWS属性については、AWSデータを参照してください。

次の表からイベント名を選択し、その属性を確認します。

イベント

説明

SystemSample

SystemSample には、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークなど、サーバー全体の現在の状態を説明するデータが含まれます。このデータのスナップショットは5秒おきに記録され、SystemSampleイベントにパッケージされます。これがNew Relicに送信されます。このデータはシステムUIタブに表示されます。

ProcessSample

ProcessSample は、単一システムで実行されているプログラムから詳細なリソース使用情報を収集します。すべてのアクティブプロセスに関して、このデータのスナップショットは20秒ごとに記録され、ProcessSampleイベントにパッケージされ、これがNew Relicに送信されます。このデータはプロセスUIページに表示されます。

重要

プロセスメトリクスはデフォルトでは報告されません。このデータを報告するには、プロセスメトリクスを有効にします

StorageSample

StorageSample は、サーバーに関連する単一のストレージデバイスを表します。各サンプルは、デバイスや使用するファイルシステムの種類、現在の使用量および容量についての分かりやすい情報を収集します。各マウントファイルシステムに関して、このデータのスナップショットは20秒ごとに記録され、StorageSampleイベントにパッケージされ、New Relicに送信されます。このデータはストレージUIページに表示されます。

重要

サーバーが、次の表にあるサポートされているファイルシステム以外のファイルシステムを有するディスクを使用している場合、StorageSampleイベントはこれらのディスクには生成されません。

NetworkSample

NetworkSample は、サーバーに関連する各ネットワークデバイスの説明と状態情報を取得します。これには、デバイスのインタフェースおよびアドレス情報、ならびに現在の使用量データが含まれます。各添付ネットワークインタフェースに関して、このデータのスナップショットは10秒ごとに記録され、NetworkSampleイベントにパッケージされ、New Relicに送信されます。このデータはネットワークUIページに表示されます。

ContainerSample

ContainerSample は、各Dockerコンテナの説明と状態情報を収集します。この情報には、コンテナのID、名前、イメージ、イメージ名、またCPU、メモリ、ネットワークに関するメトリクスが含まれます。各コンテナに関して、このデータのスナップショットは15秒ごとに記録され、ContainerSampleイベントにパッケージされ、New Relicに送信されます。このデータはコンテナUIページに表示されます。詳細については、Dockerモニタリングを参照してください。

InfrastructureEvent

InfrastructureEvent は、システムがライブ状態のときに発生する変化(デルタ)を説明します。インベントリまたはシステム状態が追加/削除/変更されると、そのアクティビティを記録するInfrastructureEventが生成されます。このデータはイベントUIページに表示されます。

インフラストラクチャインテグレーションデータの詳細については、特定のインテグレーションに関するドキュメントを参照してください。

AWSインテグレーションが有効になっている場合、インフラストラクチャイベントにAWS属性を添付することもできます。

インフラストラクチャデータをクエリ

インフラストラクチャデータをクエリすることで、問題のトラブルシューティング、チャートの作成、または使用できるデータを把握できます。たとえば、ProcessSampleに添付されたデータが何か確認するには、このNRQLクエリを実行します。

SELECT * FROM ProcessSample

次元メトリックを使用してインフラストラクチャをクエリすることもできます。

データを管理

データの取り込みの管理とレポート作成のヒントについては、インフラストラクチャデータの管理を参照してください。

カスタムアトリビュートを追加する

インフラストラクチャエージェントのYAMLファイルにカスタムアトリビュートを作成できます。このメタデータを使用して、次のことを行います。

一般的なAmazon EC2属性

Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)インテグレーションを使用している場合、Amazon EC2インスタンスからのデータが報告されます。Amazon EC2関連の属性とは、EC2インスタンスから報告されるすべてのイベントに共通する属性です。これらの属性と属性値は、Amazonが公開するデータを変更すると変更されます。

これらの属性のサブセットは、EC2インスタンスにインストールされたときにInfrastructureエージェントから収集されます。

  • awsAccountId
  • awsRegion
  • awsAvailabilityZone
  • ec2AmiId
  • ec2InstanceType
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