構文
newrelic_name_transaction(string $name)
現在のトランザクションのカスタム名を設定します。
要件
すべてのAgentバージョンに対応しています。
説明
トランザクションの名前を、指定された名前に設定します。これは、独自のディスパッチ方式を実装していて、目的に応じてトランザクションに名前を付けたい場合に便利です。この関数は、できるだけ早い段階で呼び出してください。
重要
トランザクション名の末尾に角括弧[suffix]
を使わないでください。New Relicは名前から自動的に角括弧を除去します。代わりに、必要に応じて丸括弧(suffix)
、またはその他の記号を使ってください。
URL、ページタイトル、16進数の値、セッションID、一意に識別できる値などは、トランザクションの名前に使用してはいけません。代わりに、 newrelic_add_custom_parameter()
コールで、そのデータをカスタムパラメータとしてトランザクションに追加してください。
重要
1000以上のユニークなトランザクション名を作成しないでください(例えば、可能な限りURLでの命名は避けてください)。これはチャートの使い勝手を悪くしますし、New Relic が設定しているアカウントごとのユニークなトランザクション名の数の制限に抵触する可能性があります。また、アプリケーションのパフォーマンスが低下する可能性があります。
パラメータ
パラメーター | 説明 |
---|---|
文字列 | 必須項目です。トランザクションの名前。 |
戻り値
トランザクション名の変更に成功した場合に true
を返します。 false
が返された場合は、エージェントログで詳細を確認してください。
例
一般的なトランザクションのネーミング
/product/123
と /product/234
があります。それぞれに別のトランザクション名を生成した場合、New Relic はこの 2 つのトランザクション名に別々の情報を格納します。代わりに、トランザクションを /product/*
のように保存するか、 /Product/view
のように、コード自体に何か重要な意味を持たせてトランザクション名にします。
function example() {
if (extension_loaded('newrelic')) { // Ensure PHP agent is available
newrelic_name_transaction("/Product/view/");
}
...
}
MVCフレームワークのネーミング
MVCフレームワークでは、リクエストがルーティングされる newrelic_name_transaction()
呼び出しを使用して、コントローラ/アクションの形式でトランザクションに名前を付けるのが良い方法です。