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NerdStorage の紹介

New Relic アプリケーションの構築を支援するために、New Relic One SDK を提供しています。 このページでは、NerdStorage SDK コンポーネントの使用方法を学習します。

アプリでNerdStorageを使用する

NerdStorage を使用すると、ユーザーの設定やお気に入りなどの好み、またはその他の小さなデータセットを含む単純なデータセットを保存および取得できます。 このストレージは Nerdpack ごとに固有であり、他の Nerdpack と共有することはできません。

NerdStorage は次の 3 つのカテゴリに分類されます。

  • ユーザー ストレージ: 特定のユーザーに添付されるデータ。 データが添付されているユーザーとして認証されている場合は、そのデータを読み取ったり書き込んだりできます。
  • アカウント ストレージ: 特定のアカウントに添付されたデータ。 認証されていてアカウントにアクセスできる場合は、アカウント スコープの NerdStorage を読み書きできます。 アカウント データの可視性も、マスター アカウントまたはサブ アカウントのルールによって決定されます。ユーザーがマスター アカウントにアクセスできる場合は、すべてのサブアカウントのデータにもアクセスできます。
  • エンタープライズ ストレージ: 特定のエンタープライズに添付されるデータ。 対応するエンティティが表示されている場合は、そのエンティティのデータを読み書きできます。

データ・モデル

NerdStorage はネストされたキー値マップとして考えることができます。 データはドキュメント内にあり、コレクション内にネストされています。

{
"YourNerdpackUuid": {
"collection-1": {
"document-1-of-collection-1": "{\"lastNumber\": 42, \"another\": [1]}",
"document-2-of-collection-1": "\"userToken\""
// ...
},
"another-collection": {
"fruits": "[\"pear\", \"apple\"]"
// ...
}
// ...
}
}

各 NerdStorage レベルには、異なるプロパティと目的があります。

  • コレクション: Nerdpack から、それぞれに名前を付けて複数のコレクションを作成できます。 コレクション内に 1 つ以上のドキュメントを配置できます。 コレクションは、各ドキュメントがキー値のペアであるキー値のストレージと考えてください。
  • ドキュメント: ドキュメントは、識別子 ( documentId ) とそれに関連付けられたデータのセットで構成されます。
  • ドキュメントに関連付けられたデータ: NerdStorage は、 documentIdに関連付けられたあらゆる種類のデータを受け入れます。 提供されるクエリおよびミューテーション コンポーネントは、JSON をシリアル化および逆シリアル化することによって機能します。

注意

NerdStorage は暗号化されていません。 シークレット、API キー、個人アクセス トークン、ライセンスキーを保存しないでください。

制限

  • Nerdpack には、最大 1,000 個のコレクションと 10,000 個のドキュメント、およびストレージ タイプを保存できます。
  • コレクションには、最大 1,500 個のドキュメントとストレージ タイプを保存できます。
  • シリアル化された各ドキュメントの最大長は 1024 KiB です。

データアクセス

NerdStorage にアクセスするには、NerdGraph クエリを実行するか、提供されているストレージ クエリを使用します。

アクセスするストレージに応じて、異なる SDK コンポーネント セットを使用できます。

  • ユーザーアクセス: UserStorageQueryおよび UserStorageMutation
  • アカウントアクセス: AccountStorageQueryおよび AccountStorageMutation
  • エンティティアクセス: EntityStorageQueryおよび EntityStorageMutation

これらの各コンポーネントは、たとえば React レンダリング メソッドの一部として宣言的に動作することも、命令的に動作することもできます。 querymutationの静的メソッドを使用します。

NerdStorage を操作するための権限

アカウントやテンプレート ストレージの作成、更新、削除などの変更を NerdStorage に永続化するには、 変更を永続化する権限を持つユーザー ロールが必要です。

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