GrafanaでPrometheusデータソースの設定を行い、PromQLスタイルクエリ言語を使用してNew Relicデータベース(NRDB)に保存されたデータのクエリを行えます。
Prometheusデータソースを追加する
次のステップに従い、GrafanaのPrometheusデータソースとしてNew Relicを追加します。
重要
設定プロセスを開始する前に、Prometheusリモート書込みインテグレーションプロセスを完了する必要があります。
重要
以下では、Grafanaバージョン6.7以上で作業を行う際にプロセスを完了する方法を詳細に説明します。
New Relicで、Insightsクエリキーを新規作成します。
重要
注: Grafanaで、このキーをカスタムのX-Query-Key HTTPヘッダーに入れる必要がありますが(以下のステップ7を参照)、これはNew Relic Queryキーと同じエンティティです。
Grafanaのホーム画面から、設定 > データソースと進み、データソースの追加をクリックします。
時系列データベースオプションの下にあるデータソースの追加スクリーンからPrometheusを選択します。
新規Prometheusデータソースの任意の名前を入力します。
ONまたはOFF位置にデフォルトのトグルを設定します。これをPrometheusクエリのデフォルトデータソースにするかどうかによってどちらかに設定されます。
- Off: デフォルトのデータソースにしない
- On: デフォルトのデータソースにする
URLを正しく入力します。
カスタムヘッダーの下で、ヘッダーを追加を選択します。ヘッダー名をX-Query-Keyに設定します。値は、ステップ1で作成したクエリキーを入力します。
保存とテストをクリックします。
ヒント
線グラフがつながった線ではなく一連の点で表示される場合、Graphanaのグラフパネルを変更し、**スタッキングとnull値 > 接続**を選択できます。
重要
New Relicでは、バージョン6.7.x以上を使用し、PrometheusデータソースとしてNew Relicを設定することを強く推奨しています。以前のバージョンを実行して設定を完了することを選択する場合、次の1つを実行してデータソースを正常に設定する必要があります。
- 基本的な認証を使用するよう新規データソースを設定してしてから、基本的な認証ワークフローのパスワードとしてクエリキーを入力します。
- クエリキーを含めるよう、新規データソースURLを設定します:
https://prometheus-api.newrelic.com/auth/`<query-key>`
Prometheus APIの動作をカスタマイズする
リモート書込みインテグレーションを使用して、複数のPrometheusサーバをNew Relicに接続している場合、ヘッダーは特に重要です。カスタマイズの詳細は次のとおりです。
Prometheusデータソースを削除する
Grafanaでデータソースを削除するには:
- 設定 > データソースの順に移動します。
- 削除するデータソースをクリックします。
- ページの下にある削除ボタンをクリックします。
その他のヘルプ
さらに支援が必要な場合は、これらのサポートと学習リソースを確認してください:
- Explorers Hubを参照して、コミュニティから支援を受け、ディスカッションに参加してください。
- 当社のサイトで回答を見つけ、サポートポータルの使用方法について学びます。
- Linux、Windows、およびmacOSのトラブルシューティングツールであるNew Relic Diagnosticsを実行します。
- New Relicのデータセキュリティとライセンスドキュメントを見直してください。