構文
newrelic.agent.add_custom_parameter(key, value)
トランザクションにカスタム属性を追加します。
説明
この呼び出しは、カスタム属性(トランザクションに関連付けられたキーと値のペア)を記録します。 (「カスタム属性」は以前は「カスタムパラメータ」と呼ばれていたため、呼び出し名はadd_custom_parameter
です。)
トランザクションがエラーに関連付けられている場合、またはそのトランザクションに対してトランザクショントレースが生成されている場合、属性はAPMで検出される可能性があります。属性は、NewRelicUIでも検索および照会できます。
重要
カスタム属性を作成する前に、NRQL で使用されている 予約済みの用語のリストを確認してください 。
パラメーター
パラメータ | 説明 |
---|---|
ストリング | 必須項目です。キーの名前です。最初の255文字のみが保持されます。 |
文字列、整数、フロート、ブール | 必要です。現在のトランザクションに追加する文字列値です。最初の255文字のみが保持されます。 |
戻り値
属性が正常に追加された場合はTrue
を返します。
例
バックグラウンドタスクへのカスタムパラメータの追加
@newrelic.agent.background_task()def send_request(): response = requests.post('http://URL_path', headers=headers, data=data) newrelic.agent.add_custom_parameter('url_path_status_code', response.status_code)
カスタムパラメータを使用したトラブルシューティング
カスタムパラメータは、パフォーマンスに関する問題のトラブルシューティングにも使用できます。たとえば、memcacheインスタンスのプールからの応答時間が時々遅くなることがありますが、どのインスタンスが問題を引き起こしているのかがわかりません。このような場合は、トランザクションにサーバーを示す属性を追加します。
# Set server_ip to be the current server processing the transaction
newrelic.agent.add_custom_parameter("memcache_query_frontend_lookup", server_ip)