システムがますます複雑になるにつれて、DevOps チームは多くのことを監視する必要があり、何がどこで起こっているかを追跡するのが難しくなる可能性があります。通知は、適切な情報を適切な人にできるだけ早く届けることを可能にする一連のツールです。通知は、Slack、Jira、ServiceNow、メールなどのサードパーティ サービスに通知イベントを送信します。Webhook を使用して、互換性のあるサードパーティ サービスにデータを送信することもできます。
通知の仕組み
システム内の異常な動作を特定するアラート条件とポリシーを構成したら、潜在的な問題についてチームの適切な担当者に通知することが重要です。New Relic はワークフローを作成したため、問題に関する通知をいつどこで受け取るかを制御できます。これにより、適切な情報を適切な人またはチームに集中させることができます。ワークフローは、追加の New Relic データで通知を充実させる機会も提供します。
ワークフローは、宛先とチャネルを使用してアラート通知をチームに送信します。ワークフローがシームレスに機能するには、宛先とチャネルの両方を構成する必要があります。
送信先は、情報がどこにどのように送信されるかを示します。たとえば、New Relic が最近のデプロイで遅延を特定するたびに、チームの Slack チャネルに通知するようにしたいとします。送信先を作成して、送信先 (スラック) と送信方法 (送信に必要な API キーまたは OAuth トークン) を定義します。
チャネルは、送信される内容を定義します。上記のシナリオで、チーム slack チャネルのメッセージに「 x アプリケーションで識別されたレイテンシー」と表示させたいとします。メッセージを作成するチャネルを構成します。
ワークフロー
通知管理の最初のステップは、ワークフローを作成することです。ワークフローは、通知を制御するために使用するシステムです。ワークフローでは、フィルターを作成して、ワークフローをいつ実行するかを決定し、チャネルを作成し、エンリッチメントを追加できます。エンリッチメントは、NRDB から取得され、発信イベントに表示されるデータです。
ワークフローのドキュメントで、ワークフローの作成の詳細をご覧ください。
目的地
ワークフローが作成されたら、宛先を作成できます。宛先を使用して、New Relic とサードパーティ システム間で統合、通知の送信、データの共有を行います。宛先には、通知が送信される場所が含まれます。デスティネーションは再利用可能で、New Relic 製品全体で使用できます。
宛先のドキュメントで、宛先の作成の詳細をご覧ください。
チャネル
ワークフローが作成されると、最終的な通知イベントを構成し、メッセージ テンプレートとも呼ばれるチャネルを使用して New Relic データをサードパーティ サービスにマップできます。チャネルを使用すると、通知イベント データをサード パーティの宛先に送信する前にカスタマイズできます。
チャネルの作成について詳しくは、チャネルのドキュメントをご覧ください。
API
NerdGraph APIを使用して、宛先と通知チャネルを表示および構成することもできます。
セキュリティ
送信先と通知チャネルに使用される認証情報は、 New Relic セキュリティ基準に従って安全に保存されます。