New Relic の Node.js エージェントで Microsoft Azure Web Apps をホスティング サービスとして使用する際の特別な考慮事項について説明します。
何が必要
Compatibility and requirements for Node.js agent に加えて、このチュートリアルでは、お使いのプラットフォームにNode.jsとWindows Azure SDK for Node.jsが正常にインストールされていることを前提としています。
- Azure SDK for Node.jsをインストールします。
- Gitがインストールされていることを確認します。
重要
Node.js エージェントは、Azure Functions のテレメトリを配信できません。代わりに、 Azure Functions 監視統合を使用する必要があります。
Node.jsエージェントのインストール
New Relic Node.js エージェントを Azure アプリケーションに追加するには、最初に newrelic
モジュールが読み込まれていることを確認し、Node.js -r
/--require
フラグを使用して次のコマンドを実行します。
$node -r newrelic server.js
重要
Next.js アプリの場合は、次のようにNODE_OPTIONS
を介してエージェントを読み込みます。
$NODE_OPTIONS='-r newrelic' next start
Azureでのアプリ設定の追加
インストール後、Azure Web Appsでアプリを設定する必要があります。
portal.azure.comにサインインします。
App Services > (select a Node.js app) > Configureを選択します。
app settingsに以下を追加します:
new_relic_app_name
:WindowsAzureのWebサイト名new_relic_license_key
: あなたのNew Relic
設定を保存します。
Node.jsアプリを再起動します。
アプリにトラフィックを生成し、数分間待ちます。 しばらくお待ちいただいた後、 one.newrelic.com > All capabilities > APM & services > (select your app)に移動してデータを確認してください。
オプションCLIでアプリの設定を追加する
オプション: CLI (Node.js SDK) を使用してアプリ設定を追加する方法の例を次に示します。
$azure account download "YOUR_SUBSCRIPTION_NAME"$azure account import "PATH_TO_PUBLISH_SETTINGS_FILE"$azure site config add "new_relic_app_name=REPLACE_WITH_YOUR_APP_NAME"$azure site config add "new_relic_license_key=REPLACE_WITH_YOUR_LICENSE_KEY"$azure site restart AZURE_WEB_APP_NAME
環境変数の使用
エージェントがHerokuやAzureWebAppsなどのPaaS環境で実行されている場合、 newrelic.js
のすべての構成変数には、環境変数として設定できる対応する変数があります。構成ファイル内の変数を自由に組み合わせて一致させることができます。環境変数は、構成ファイルの設定を上書きします。
たとえば、Azureユーザーの便宜のために、エージェントはAPP_POOL_ID
が設定されている場合はアプリケーション名( NEW_RELIC_APP_NAME
)として使用するため、2回設定しなくても選択した名前を使用できます。詳細については、環境変数を使用したNode.jsの構成を参照してください。