これは、New Relicのアプリケーションパフォーマンスモニタリング用のPythonエージェントのインストレーション方法を示す詳細なガイドです。大半のPythonフレームワーク(Django含む)で機能する簡潔なインストール手順に関しては、標準的なインストレーションガイドを参照してください。標準的なインストレーションが使用できない場合、またはより詳細なインストレーション手順の情報が必要な場合は、このガイドをお読みください。
要件
Pythonエージェントをインストールする前に:
- 互換性および要件に目を通して、これを理解してください。
- New Relicアカウントのライセンスキーを用意してください。(まだお持ちでない場合は、New Relicアカウントにサインアップしてください。)
インストールプロセスの概要
以下に示すのは、Pythonエージェントのインストール方法の概要です。
- Pythonエージェントパッケージをダウンロードしてインストールします。
- 設定ファイルを作成します。
- エージェントとアプリを統合します。
- アプリを再起動します。
Pythonエージェントは、Google App Engineフレキシブル環境にインストール、またはHerokuなど、その他のホスティングサービスを利用することもできます。
1. ダウンロードおよびインスト―ル
優先手順を使用して、エージェントパッケージをダウンロードし、インストールします。例:
2. 設定ファイルを作成する
設定ファイルは、エージェントの行動をカスタマイズする主要なメソッドです。また、サーバーサイドコンフィグレーションまたは環境変数を使用することもできます。
パッケージをインストールした後は、newrelic-admin script
はPythonの実行ファイルと同じディレクトリ内に収まります。エージェントの設定ファイルを作成するには、このコマンドをPythonの実行ファイルのディレクトリ内で実行し、ライセンスキーを含めます。
newrelic-admin generate-config YOUR_LICENSE_KEY newrelic.ini
generate-config
コマンドにより、newrelic.ini
設定ファイルが作成されます。
3. エージェントを統合する
Pythonエージェントをアプリケーションに統合することで、エージェントがアプリの主な機能とウェブリクエストを受け取れるようにする必要があります。Pythonエージェントとご利用のアプリケーションを統合するには、通常のアプリケーションの起動コマンドの前にnewrelic-admin
スクリプトを実行してください。
以下のいずれかのサービスを利用している場合は、Adminのスクリプト手順に進む前に以下のガイドラインに従ってください。
コマンドラインでnewrelic-admin
スクリプトを実行するには、標準的なアプリ起動コマンドの前に以下を配置してください。
- New Relicの設定ファイルへのパス
newrelic-admin run-program
スクリプトコマンド
たとえば、以下はBourneスタイルのシェルに関する指示です。異なるシェルに対して、これらの指示を調整する必要がある場合があります。Pythonのgunicorn Webサーバーを使用しており、起動コマンドが以下の場合:
gunicorn -w 3 wsgi:application
次のコマンドを使用してください。
NEW_RELIC_CONFIG_FILE=newrelic.ini newrelic-admin run-program gunicorn -w 3 wsgi:application
Adminスクリプトの使用方法の詳細に関しては、コマンドラインでAdminスクリプトを実行するを参照してください。Adminスクリプトメソッドを使用できない、またはその使用を希望しない場合は、手動インテグレーションメソッドを参照してください。
4. アプリを再起動してデータを確認する
インテグレーション手順が終了したら:
- アプリケーションサーバーを再起動します。
- 5分待ちます。
- APMの概要ページでアプリのデータを確認します。
5分後にデータが表示されない場合、トラブルシューティング手順に従ってください。
追加のステップ
Pythonエージェントをアプリケーションにインストールした後は、以下のステップを推奨します。
- New Relic Oneでデータを検索し、標準的なユーザーインタフェース機能に慣れ親しみます。
- APMの概要ページ、トランザクションページ、その他のパフォーマンスモニター機能を把握してください。
- アプリケーション名を変更して、その他の設定オプションを使用します。
- デフォルトで監視されないアプリケーションのアクティビティに対するカスタムインストゥルメンテーションを設定します。
- カスタムイベントとカスタムアトリビュートを設定して、ご使用のアプリケーションデータをさらに収集します。